2011年5月6日長尺骨
コラム

Flash戦争

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iPad 2が出ましたね。

「出ましたね。」と言っても、私はiPadユーザーでも無ければ「タッチパネル使いにくい」と思う方なので手に入れる予定も無いですが、興味があるのはFlashのゆくえ。
今回も案の定Flash Playerは入っていないそうです。
AppleはiOSをFlashに対応させることは当面ないと発表しています。

Appleが強気に出られるのは、モバイル市場で成功を収めているのが大きいのでしょう。
iPhone3にFlash Playerを搭載せずに市場に出した時、ある程度不満は聞かれたものの商業的には大成功をおさめました。
続くiPadやiPhone4も「Flashなんて必要ない」というスタンスは変わらずにヒットしています。

AdobeもAppleの方針にある程度は折れざるをえず、FlashをHTML5に変換するツールを発表したり、iOS上で動作できるように対応したFlashMediaServerを開発したりしていますが、Adobeとしては今後Flashが販売出来ないとなると非常に痛手ですので、あくまで「Flashを使って新しいメディアに対応する」という方向性のようです。
Flashが完全に淘汰されてしまうとせっかく覚えた技術が無駄になってしまうので、サイト制作者としてもFlashにはある程度生き残って頂きたいところですが、将来的には限定的なものになってしまう可能性が低くはなさそうです。

スマートフォンの未来

ところで、つい先日auから、こちらはFlash Playerを搭載したスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」が発売されました。
WiMAX対応、Wi-Fiテザリング搭載で家のパソコンもインターネット接続が可能。
ADSLよりも速く、プロバイダ要らずで使用料も安いという非常に魅力的な情報が先行していました。

auユーザーの私はわくわくして待っていたわけですが、購入者の評価を見ているとバッテリーの持ちが致命的に悪いそうで、「デザリング機能を使ったら3時間持たない」とか「1時間ネットしてるとバッテリーが残り30%くらいになる」なんていう評価を目にします。
当初Appleがモバイル端末にFlash Playerを搭載しなかった理由のひとつに「バッテリーの持ちが悪くなる」というものがありましたが、数年経った今でも、それは解消されていないようです。
充電しながら使うなら何の問題も無いでしょうが、モバイル端末としてそれはどうなんだろう?と疑問に思わざるをえません。

少し前まではホームページと言えばPC用と携帯用の2種類でしたが、最近はスマートフォン用のホームページを用意する企業も増えています。
携帯用サイトはファイル容量との戦いでしたが、スマートフォン用サイトはバッテリーの持ちを考慮した作りが主流になるのでしょうかね?